【転職】転職エージェントの仕組み
こんばんは。
今日のお題は「転職エージェントの仕組み」
仕組みを知ったところで採用が決まる訳ではありません。しかし大事な人生の選択するタイミングでパートナーとなる訳ですから、相手の素性は知っておきたいもの。
本日のラインナップはこちら。
①エージェントの仕事の流れ
②ビジネスモデル
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①エージェントの仕事の流れ
1、受注(営業)
正社員採用を考えている企業からどのような人材が必要なのかヒアリングを行い、求人をもらう。
2、マッチング(コンサルタント)
求職者と面談し、要望に沿う求人を紹介。企業側に求職者の書類と合わせて評価コメント提出。
3、諸手続き(事務)
選考日程の調整代行など。
エージェントにも色々な種類があります。比較するポイントは、
1〜3の業務を分業しているかどうか。
例えば大手総合型エージェントのリクルートの場合、1〜3は完全分業です。
私の場合、面談と求人紹介でコンサルタントが異なり、マッチングについても更に分業化されていました。
メリットは、分業によって大量の案件をさばいている=保有する求人案件数が多い点。
デメリットは、コミュニケーションに時間がかかる点。
私の場合、事務担当から「後日、担当コンサルタントよりメールさせて頂きます。」と言われ、対応に時間がかかる場面もしばしば。
転職活動に半年間ほど時間をかけた為、それほどデメリットを感じませんでしたが、短期戦で転職を進める方は不都合を感じるかも。
大手エージェントは案件数が断トツで多い為、利用しないという選択肢はありません。利用する際は、背景を知った上で、緊急要件は早急に対応してもらえるようにお願いしましょう。
ちなみに業界特化型エージェント、小規模エージェントは一気通貫で担当していることが多いです。大手とは反対にコミュニケーション早め、案件数少なめといった印象です。
②ビジネスモデル
転職エージェントの求職者に対するサービスは、まず間違いなく無料です。では、どこから収益が発生しているのか?
収益源は企業側から受け取る紹介手数料です。
基本的には求職者の想定年収の30%~35%が相場
と言われているようです。
年収500万の場合、
年収500万×30%=紹介手数料150万円
高いですね。(笑)
企業側は、求人サイトに莫大な掲載費を掛け捨てするより、採用した人の分だけお金を払う方がリスクが少ないのでしょう。
なぜエージェントが無料で親身に相談に乗ってくれるのか?それは「あなた」が数百万円で売れる大切な商品だからです。
ですから、良い求人を紹介してもらうためにエージェントに取り繕ったりする必要はありません。あくまで対等なビジネスパートナーですから、要求するべきことは要求すべきです。
選ばれるのは「あなた」ではなく、「エージェント」です。
「あなた」という貴重な商品をどのエージェントに託すのか慎重に見極めましょう。
③まとめ
・転職エージェントは分業制かどうかで分類。メリット/デメリットを把握した上で利用する。
・転職エージェントは対等なパートナー。自分にとってメリットがあるか考え、相性が悪ければ他のエージェントを当たるべし。
※エージェント比較はこちらの記事にまとめたので参考にどうぞ。
終